久しぶりに実家に帰りました
こんにちははぎおです。この前実家へ帰った時、久しぶりに双子の兄に会いました。
私の双子の兄は公務員で、奥さんも公務員。兄は数年前に家を買い、最近2人目の子供が産まれ、うちの親と奥さんの親のサポートを受けながら子育てを行い、そろそろ大きい車買わないとなーと悩んでいました。
、、、正直ここまで人生が順調にいってる人を見たことありません。それが私の双子の兄だとは、、、。逆に私は結婚もしてなければ彼女もなし。ひたすら一人旅を続けて工場で配管を洗う毎日、、、。
まあ一卵性の双子は一つの細胞が分裂して誕生した天然クローン人間。
50%の確率で私と兄は逆の人生だったと思うと、もう一つの自分の人生を観測している感覚で嫉妬などはありません(強がりなんかじゃないんだからね!)。
家族と談笑してる中で、私が日本全市の観光達成したことを言うと、すかさず兄は「それでお前は何を得たの?」と聞いてきました。
普通の人は、思っていなくても「すご〜い」とリアクションをとってから「どの場所が良かった?」みたいな事を聞き、その後で「結果お前は何を手に入れたんだ?(低い声)」と聞いてくる流れだと思います。
兄は即結論を聞きにきました。まあ双子特有のコミュニケーションです。 意外に私は即答できました。
「会うほぼ全ての人と地元の話ができる」
これは私が明確に感じているメリットです。
初対面の人でも出身地を聞き、どこかの市民だったなら私は必ずそこへ行ったことがあります。(町・村出身の方でも近くの市を聞けばほぼ地元トークできます)やっぱり相手の地元を知っていると心の距離を縮めやすいです。
旅で視野が広がったとか、人間的に成長したみたいなフワフワしたものより、しっかり手に感触がある「得たもの」だと思っています。
あともうひとつ、旅で得た価値のあるものがあります。それは、、、
日常生活で興味が湧くものが増えた
例えばニュースで地名が出ると、旅をした時のことを思い出して興味が湧きます。食べ物でも、産地表示を見ると懐かしい気持ちになり、食材の産地に興味が湧くようになりました。
他にも陶器やガラス細工などの名産品、ご当地グルメなど、旅した場所と関連するものは興味が湧きます。このような湧き出す好奇心は得ようとして得られるものではないので、人生を楽しむための強力な武器を手に入れたと思います。
以上、個人的に上の2つが一人旅で得たかけがえのないものだと思っています。
他にも、博物館や山登りでの知識、雑談のネタ、トラブル時に冷静になれる事、インドで学んだカレーの作り方、南アルプスで迷子になった時の脱出方法、地雷の解除方法、象を声で操る方法(象使いの資格取得)、メキシコ警察の葬式になぜか参加することになった時の作法など、一人旅では想像以上に得るものが多いと思います。
これから一人旅してみようかな~という人は、とりあえず一歩踏み出してみてはいかかでしょうか。
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