こんにちは。はぎおです。箱根駅伝ミュージアムから走って箱根関所へ(箱根駅伝第6区を意識して)。箱根関所は日本4大関所の一つで、現代で言う空港の入国審査所みたいなところですね。関所はよく「入鉄砲と出女」と言われ、鉄砲を持ち込むこと、女性が外出することを厳しく監視していたそうです。
※鉄砲が入ってくる→内乱起こるの怖い 女性が外出する→人質の女性が逃げる可能性ある
関所は素人目ながら良く復元されていて、当時の関所を通っているようです。関所ではどのような人たちが働いていたか、室内の構造はどうなっているか丁寧に展示されいます。
高台へ上ると関所の全景と、芦ノ湖が見えてとても良い景色です。キレイに復元された関所と芦ノ湖がうまくマッチしてこの関所で一番印象に残った場所です。

関所を抜けると休憩所があります。大きな団子オブジェはテリがあって美味しそうです。

この休憩所を横目に50mほど進むと資料館があり、箱根関所のチケットを見せれば入れます。関所と資料館が見れて500円は安いと思います。この資料館は時間が無かったので15分で見回りました。
入試で国語の文章問題を解くように、展示文章を断片的に見て、全力で概要読解していけばイケます。このように観光地で時間が無い時、短時間で資料館を回るために私たちは国語の勉強をしてきたんです。
全力概要読解の中でも一番印象に残ったのは、関所を不正突破したときの罪についてです。関所で不正突破したら死罪。突破未遂でも死罪。、、、罰が重いのか命が軽いのかどっちでしょう。
実際に不正突破を試みた江戸時代の女性体験談が展示されていました。「私は不正に関所を突破しようとしたので死罪となりました。
ただ情状酌量余地があったので、ハリツケではなく、獄中死にしてくれました♪」というハリツケじゃなくてよかった~的な文章だったのですが、普通にどっちもイヤですね、、、。いや、昔の人にとっては同じ死でも、死にざまに重きを置いてたのかもしれませんね。
自分の死にざまを考えながら海賊船に乗り再び桃源台へ。まあどんな死にざまでもよいので一番痛くない死に方がいいです(ゆとり世代はこの考え方が多いと思います)。海賊船は3種類あります。

桃源台へ着いたらバスに乗って仙石原へ。仙石原に何があるのか知りませんが、箱根ランキングで上位にあったのっで行くことにしました。おそらく景色の良い原っぱみたいな場所でしょう。
バスの運転手の方に仙石原へ行きますか?と聞いたら、仙石原のどこ?と聞き返されました。どうやら仙石原に何個かバス停があるそうです。「仙石原ってどんな所ですか?」、、、ちょっと面倒な客みたいになっちゃいましたね。
「箱根について調べてたらよく仙石原の名前を見るので、ちょっと寄っていこうと思ったのですが仙石原にいくつかバス停があるんですね、、、おそらく景色を楽しむ観光地だと思うので、定番の場所を教えてもらえればそのバス停で降ります」という隠れた意図をわかってくれたでしょうか。
運転手の方は、観光の方なら仙石高原で良いと思いますよ(^^)と優しく教えてくれました。

着きました仙石原。見所は広がるススキ原のようですね。ススキ原の中央に道があり、ススキ原の中を歩いて行けます。

ここでの観光時間は20分を予定していましたが、道の先が気になる、、、。ほぼ同じ景色が続くのですが、ゴールに何かあるかも、、、好奇心を優先させて突き進みます。一人旅だと好きに進む道を決められるから良いですね。
・・・入口から15分歩き、行き止まりになりました。特にゴールには何もなく、見てきた景色と同じ一面のススキ原。
、、、友達と来ていたら「何もないんかい!」って話しながら引き返しますが、一人だと単純に疲労感だけ残るのがツライところ。ススキの景色をちょっと体感したいだけの人は入口でススキを見回すだけで充分かもしれません。
急いでバス停へ戻ると1分差でバスは行ってしまいました、、、。次に来るバスは30分後、、、。次の目的地星の王子さまミュージアムも歩いて30分・・・ただ待つよりも歩いてる途中に何か発見があるかもしれないので歩いて星の王子さまミュージアムへ向かいます。→④へ
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