一人旅の移動手段として列車(電車)の魅力は?

一人旅Q&A

こんにちは。はぎおでです。前に一人旅の効率的な移動手段は車がおすすめと紹介しました。
*参考記事:一人旅の移動手段は何がおすすめ?(効率的に移動するには?)

確かに車は効率的な移動手段ですが、列車は単なる移動手段を超えた「旅を楽しむ」魅力的な乗り物だと思います。

ちなみに「電車」と書くと、四国を走る「汽車」は含まれないらしいので、どちらにも当てはまる「列車」で統一します。このブログは鉄道リテラシーが高いブログです。

日本中を旅する際、8割は車で移動しましたが、あえて列車で行った時に感じた「列車一人旅」の魅力を紹介します。(新幹線や長距離の特急は除きます)

ローカル線にワクワク感がある

山の中を走る列車や海沿いを走る1両編成の列車。地方のローカル線はなぜか風情や趣を感じます。江戸時代にローカル線があったら千利休も「わびさび」を感じたんじゃないでしょうか。

例えば日本三大車窓の篠ノ井線姨捨駅周辺や、映画や広告で有名な予讃線下灘駅周辺など、ローカル線に乗って絶景を眺めながらの移動は、移動というより観光の一つとなります。

姨捨駅(この後カメラなくしました。千曲市役所の人が届けてくれました。)
下灘駅(この景色を眺めながらおにぎり食べました)

また、日本一短い私鉄紀州鉄道は普通に街中を走りますが、一両編成の車内からのんびり景色を眺めているととても気分が良いです。

紀州鉄道の前方景色

ちなみに実際に日本一短い鉄道は千葉県芝山鉄道ですが、単独路線の私鉄としてはこの紀州鉄道が日本一だそうです。このブログは鉄道リテラシーが高いブログです。

他にも工場地帯を走る岳南電車や、ぬれ煎餅で有名な銚子電鉄など個性的なローカル線は移動手段を超えたワクワク感があり、車の移動では得られないものです。

駅から観光地へ歩く間に、様々な魅力を発見できる

列車移動で旅をすると、駅から観光地まで歩いて行く必要があるため、歩く時間が多くなります。車とは違い、歩いて観光地へ向かうとゆっくり辺りを見ることができるため、様々な隠れた魅力的を発見することができます。

例えば鎌倉の大仏を見に行く場合、車で行くと大仏の目の前の駐車場まで行き、大仏を楽しんで駐車場に戻ることになります。ここで得られる経験は大仏に関する事だけでしょう。

ただ、駅から大仏まで歩いて行く場合、様々なショップや飲食店を見回りながら行くことができます。風情のある街並みや、他の観光客がワイワイしている雰囲気も楽しむことができます。

また、駅には多くの観光情報や、マップがあるため、目的としていた場所以外の魅力的な場所も発見しやすいです。

観光に気合を入れている駅、例えば山口県の厚狭駅だと三年寝太郎の昔話を冊子にして置いてあったり、その伝説にゆかりのある場所を案内してたりします。むしろ駅内でしか得られない情報もあったりするので、駅での情報収集はバカにできません。
※参考記事:山口県・山陽小野田市・セメントゆかりの場所(日本初のセメント会社誕生)+三年寝太郎

こんなふうに、目的地以外の新しい発見、隠れた発見が得られることが列車旅の魅力です。

列車の中でスマホをいじれる

地味に列車旅の大きなメリットです。車での旅だと移動中はスマホをいじることができません。

旅中に観光地情報を調べたり、友人と連絡をとったり、ウマ娘のログインボーナスゲットしたり、スマホをいじりたい場面が多くあると思います。列車だと移動中に全て行うことができます。

なんなら移動しながら仮眠をとることもできますが、旅行中に寝過ごすと絶望的な気分になるのでおすすめはできません。それはともかく、移動をしながら別のことができる事が列車旅の魅力の一つだと思います。

結論

列車の一人旅は、移動手段として列車を使うと言うよりも、列車での移動そのものが観光の一部になると思います。私は目的地を決めて効率的に回るのが好きなので、移動手段はほぼ車ですが、上で紹介した通り列車にも魅力があることを理解しています。

なので、私は車で移動しつつ、素敵なローカル線を見つけたら車を置いて数駅だけ列車に乗って折り返して戻ってくるという旅をしています。個人的にこの方法が車と列車良いとこどりで一番気にっている一人旅のプランです。

以上、効率重視なら「車」移動も観光として楽しむなら「列車」だと思います!

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