こんにちは。はぎおです。一人旅をしていると失敗をして大ピンチに直面することがあります。
一人旅のデメリットとして、ピンチは一人で解決しなければなりません。わたしも数えきれない程の失敗をしましたが、なんとか生き残ってきました。
まあ、ほとんどの事はなんとかなります。マジでなんとかなるので、どんどん失敗していきましょう!これから書く話は中国の西安へ行く途中での失敗談と、そこから学んだことです。
アニメの聖地巡礼へ出発
キングダムのアニメを見て、秦の始皇帝の拠点西安へ
アニメを見ると、その舞台の場所へ行きたくなりますよね。ガールズアンドパンツァーなら茨城の大洗町、らき☆すたなら埼玉久喜市の鷲宮神社、ゆるキャン△なら山梨、、、そしてキングダムの中国西安。
西安は秦の始皇帝の巨大な墓があったりします。関西国際空港からまず中国の成都という都市で飛行機を乗り換え、西安へ向かうのですが、乗り換える成都の空港でスマホをなくしました。
・・・目的地にも着いてないのに泣
スマホがない。ないないないない。飛行機に乗る直前に気づく
飛行機に乗るときはまずチェックインして荷物検査へ進み、荷物検査がOKだったら搭乗口でゲートが開くのを待ちます。ここまでは順調だったんです。搭乗口に早く来すぎて寝ちゃったんです。
目が覚めたらすでに搭乗口が開いていてました。ヤバイ!乗り遅れる!と思い飛び起きて飛行機へ駆け込みました。たぶんこの時スマホを落としました。
無事間に合い、ホッとして飛行機の中で自分の席を探している途中、違和感に気づきました。スマホがない・・・
無慈悲な2つの選択を迫られる
私は自分の席に座って冷静に100回くらいポッケとバックの中を探しました。「なんで・・・なんで・・・」とつぶやきながら。いや、冷静というか思考が止まっていました。
私はスマホに泊まる宿情報や旅のスケジュール等全て入力していたので、スマホが無いと致命的なダメージです。
昔だったら情報を全て紙に印刷して持っていたのですが、現在は海外でも電波がつながるスマホの時代です。帰りの航空券もスマホにデータとして入っています。
慌てて搭乗口へ駆け込んだ時スマホを落としたんだ・・・と受け入れたくない現実を受け入れ、乗務員の方にスマホをなくしたことを伝えました。すると英語でおそらく以下のような事を言われました。
このまま飛行機で西安へ行くか。それとも飛行機を降りるか。どっちにする?
考える時間も無いまま、選んだ選択は・・・
飛行機を遅らせる事も出来ないので30秒頭をフル回転させて考えました。・・・そして私は飛行機を降りました。
まず、スマホはほぼ確実に搭乗口付近に落ちているはずだし、海外でインターネットが使えるスマホの効果は絶大です。SIMフリーのスマホだと、どこにいても誰とでもつながれるし何でも調べられる。
特に自分の現在地がリアルタイムで分かるマップのアプリは、海外旅行で本っっっっ等に役立ちます。ああスマホ、今まで雑に扱ってゴメンよ。
次に乗る飛行機があるかも分からないのに、君が大事と選んだスマホを探しに搭乗口へ行こうとしたら係りの人に止められました。
荷物検査所より先に行けない。スマホを探しに行くことができない。
今回の私のように、飛行機内に一度入ったのに引き返して戻ってきた場合、到着と同じ扱いになるそうです。つまり、搭乗口へスマホを探しに行くなら、もう一度チェックインして荷物検査所を通らなければならなりません。
荷物検査の係の人は断固として中へ入れてくれませんでした。
荷物検査の係の人に「中にいれて~!」と言っている最中に気づいたのですが、私が乗らなかった飛行機の搭乗券、飛行機を降りるときに回収されてました。
スマホ見つかりました。
荷物検査所で「マイアイフォン~」「マイアイフォン~」と言っていたら係の人が探しに行ってあげると言ってくれました。
よかった。「搭乗口前に絶対落ちてるはず!」と伝えてほっと安心。・・・落ちてるよね?無かったら飛行機も逃してスマホも無い最悪の状態になるが・・・。
しばらく待った後、係りの人が返ってきました「探したけどスマホなかった」
・・・終わった。
日本ならもしかしたら落とし物センターに届いている可能性がありますが、ここは中国の成都。絶対届いてない。てゆうか落とし物センターがあるかもわからない。
探しに行ってくれた係の人にシェイシェイ(ありがとう)と深く礼を言い、去ろうとしたらもう一人の係の人に呼ばれました。そして関係者以外立ち入り禁止の部屋へ案内され、テーブルに置いてあるスマホを指さし、これあなたのスマホじゃない?と言われました。
結論。国が違っても分かりあえる
心の底からうれしい事は、絶望の後にありますね。絶望が深いほど喜びも大きい。そんなことを中国の空港に教えられました。あまりに嬉しくて日本語で「よっしゃー!」とか「よかった~」とか言いながらはしゃいでたら、係の人たちもニッコニコの笑顔で「よかったね!」みたいなことを言ってくれました。
ああ、みんないい人たちじゃん。最初スマホみつからないって言われたけど、他の係の人も探してくれてたんだ。そして私が喜んでたら一緒に喜んでくれる。
国が違っても互いにちゃんと共感できるんだと思い、とても身近に感じるようになりました。
1本飛行機を逃しましたが、旅は始まったばかり。「今回は良い旅になる予感!」と思い、早速次の便で目的地「西安」へ向かおうと思いましたが、飛行機満席でした。てゆうか3日間全て満席でした。
また絶望の選択を迫られるのですが、私は大丈夫。なぜならスマホがあるから。
まとめ
・焦るとロクなことが無い(スマホを落としたりする)。だからどんな時も一度落ち着いて行動したほうが良いです。
・海外旅行の時はスマホに紐をつけると絶対落とさない(今回の失敗で紐付けるようにしました)。
・どんなピンチもなんとかなる。(今回は運もありましたが、意外となんとかなるものです)
・外国人と笑い合うととても気分が良い(スマホが見つかった時、みんなでニコニコしてとても気分が良かったです。言葉はほとんど通じないですが、何を思っているかはお互い分かる感じ、とても良いです)。
以上。一人旅は想定外のことがたくさん起こるので、良い刺激になるとおもいます!
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