インドネシア・バタム島とガラン島(シンガポールからフェリーで国境越え)

インドネシアのバタム島はシンガポールからフェリーに乗り、1時間で行くことができます。インドネシアの雰囲気を感じるには十分な場所で、シンガポール観光のついでに行う国境越えは刺激的な経験になると思います!自分は朝一でインドネシアに行き、お昼過ぎにシンガポールへ帰りましたがホントに簡単に行き来できます。

バタム島でおすすめなのはマッサージで、2時間で4000円の店もありとにかく安いです!また、バタム島から車で1時間半で行けるガラン島は、ベトナム戦争後に祖国にいられなくなったベトナム人が暮らした村が野外博物館となっているので、歴史好きな人におすすめです。

今回自分はシンガポールのメイン港「ハーバーフロントセンター」からバタム島のメイン港「バタムセンター」へ行くというたぶん王道のルートを選択しましたが、他にもインドネシアへ行くルートは多くあるので、興味が合ったら調べてみて下さい!

まず自分が経験したシンガポールからインドネシア(バタム島)へフェリーで行く方法ですが、出国から入国は以下の流れです。

フェリー乗り場へ行く

シンガポールの地下鉄駅「Harbour Front」で下車し、案内看板に従ってフェリー乗り場へ行く。(駅はフェリー乗り場へ直結しているので、5分ほど歩けば難なく着きます)


フェリー会社を選ぶ

フェリー乗り場の2階と3階にフェリー会社の受付がたくさんあるので、「Batam Center行き」のフェリーを適当に選ぶ。フェリー会社はたくさんあるのですが、都合の良い時間帯に出発するフェリーで良いと思います。私は「Batam Fast Ferry」を選びました。


チケットを買う

「バタムセンター!」と言えば行先が伝わりますし、基本的に今すぐ出発するフェリーを選んでくれるので、難しくないと思います。出発する時間帯を選びたい場合はたいてい目の前に時刻表があるのでそれを指させばオッケーです。注意点としては、往復券を買ってください。帰りのチケットは時間を指定する必要が無く(自分が選んだフェリー会社だけかもしれませんが・・・)、帰りのフェリー乗り場で好きな時間帯を選んでチケットに交換すれば良いので往復券の方がお得です。ちなみに往復チケットで4000円くらいです。

〜フェリー待ち時間〜

フェリー出発時間の30分ほど前までゲートが開かないため、待ち時間となります。このフェリー乗り場にはちゃんとした食堂が入っていて、朝一からオープンしているので早めに来て食事をとるのも良いと思います!


フェリーに乗る

電光掲示板を見ながら、自分が乗るフェリーが乗り込み可能になるまで待ちます(出発時間の30分ほど前から可能になると思います)。乗り込み可能になったら出国審査を受けてフェリーに乗り込みます(出国審査は5分程度)。


↑フェリーと船内

到着

「外国人foreigner」のゲートで入国審査を受け(一瞬で終わります)、インドネシア入りです!

 

無事インドネシアに到着したら、帰りのフェリー時刻表と、シムカードを手に入れることをお勧めします。シムカードはフェリー乗り場に売っています。フェリー乗り場にはインフォメーションセンターもあるので、分からないことがあったらそこで聞いておいたほうが良いです!


フェリー乗り場を出たらいよいよインドネシア観光へ出発です。普通はタクシーでバタム島中心街へ行き、街をゆっくり観光してシンガポールへ帰るのが王道だと思いますが、せっかくのインドネシアなのでちょっと足を延ばして50kmほど南にあるガラン島の旧ベトナム難民キャンプへ行くことにしました。

基本は正式なタクシー乗り場でタクシーを捕まえるのが一番安全ですが、今回は安いバイクタクシーを捕まえてガラン島へ行きました。一人旅ならバイクタクシーで十分ですし、風を切ってインドネシアを走るのが旅してる感があって好きです。ちなみに個人タクシーやバイクタクシーは値段交渉必須ですが、事前にタクシー相場を調べて、それを基準に交渉すれば問題ないかと。・・・いや、後でちょっと問題発生しましたが。大体インドネシアのタクシーは1kmで約6500ルピア(50円)が相場らしく、それを踏まえて、死ぬほど安い値段(100km走って200000ルピア)を提示したら、なんとかギリOKしてくれたので俺の交渉力も上がったな・・・と思いました。この時は・・・。

さっそくバタム島へ向けて走り出します。30分、40分、50分・・・最初は整備された広い幹線道路でしたが、途中から森や海が広がる道となり、ここをバイクで走るのはかなり気持ち良いです!


  
やっぱりバイクタクシーにして正解だったな。しかも200000ルピア(約1600円)で往復100km走ってくれるなんてホントお得。いい気分で景色を眺めていると突然バイクタクシーのおっちゃんは言いました「very very far!!!(めちゃめちゃ遠いい!!!)」止まって聞いてみるとしょんぼりした顔で、「距離見誤った・・・」と言いました。ん?。まずガラン島へ行くマニアックな客がほぼいないため、こんなに遠い場所だと思わなかったらしい。・・・ちらっとこっちを見ながら言います「please extra money・・・(追加料金ほしい・・・)」ボソッ。んーーどうしよう。いや、まあ正直払える。倍払ったとしても3000円くらいだし、こっちの都合に合わせて絶景ポイントで止まってくれてるし、100km走って3000円ってぼったくり価格でも無いし・・・。とりあえず全部行く場所回ってから決めよう!と言って旧ベトナム難民キャンプへ。

この旧ベトナム難民キャンプは先にも言いましたが、ベトナム戦争後に様々な事情を抱えて国を出るしかなくなった人達をインドネシア政府が受け入れた場所です。この場所には居住地はもちろん、寺院や病院、墓なども残っていて、当時のベトナム難民の生活がうかがえます。

 

↑病院跡


奥へ進んでいくと博物館があり、ベトナム難民の暮らしについて説明されています。中には難民達のたくさんの写真が残っていて、笑顔の写真を見るとツライなかにも幸せはあるんだなと思います。その反面、近くにある多くの墓を見ると複雑な気持ちになります。祖国にいることができずにここインドネシアで暮らしインドネシアに眠るベトナム人。ベトナムを脱出してきたとはいえ、多くの難民は死ぬまでには一度故郷へ帰りたかったんじゃないでしょうか。


フェリー乗り場からバイクタクシーで約1時間半かかりますが、インドネシアの景色を見ながらここまで来て、ベトナムとインドネシアの歴史を感じる事はすごくいい経験だと思います!ちなみに追加料金をお願いしてきたバイクタクシーのおっちゃんには、バタム島の中心街にも寄ってもらう事を条件に倍の400000ルピアを払うことにしました。いやー日本人の甘さ出ちゃいますよホント。最初に200000ルピアで交渉成立しているので押し通せば追加料金拒否できたと思いますが、ぼったくられてるわけじゃ無いならなんか気前よく出したくなっちゃいますよ。アジア旅行あるあるですよ(たぶん)。ということで、おっちゃんと一緒にバタム島で一番大きいショッピングモールへ向かいます。

ガラン島から一時間半かけてバタム島の中心街に到着。バタム島の中心街は「ナゴヤ」という名前で、日本と関係があるとか(ホントかどうかわかりませんが)。とりあえずショッピングモールで食事をしようと歩き出すと、バイクタクシーのおっちゃんついてくる・・・。てゆうか案内しようとしてる。んー正直一緒に飯食うの気まずいけど、現地の人におすすめの店や料理選んでもらうのもアリなのかも。現地の人との交流した話とか、日本での飲み会でカッコ良く語れるかもしれないし。とりあえずおっちゃんに任せてインドネシア料理の店に案内してもらいました。・・・自身満々だったけど、おっちゃんメッチャ色んな人に道聞いてる・・・あと料理を注文するとき店員さんにおすすめのメニュー聞いてる・・・あれ、おっちゃんの案内いらなくない?

とりあえず無事注文が終わり、料理が来るまでフリートーク開始。おたがい微妙な英語で自己紹介をしていくと、おっちゃんには3人の子供がいて子供のために一生懸命バイクタクシーで稼いでるらしい。生活費と子育てでお金はすぐ無くなっちゃうけど子供のためならいくらでも頑張れる!と、3歳の子供の写真を見せてくれました。おっちゃん素敵な人や。そして質問されます。「お前は子供のいるのかい?」・・・いや、いないし、そもそも結婚してないし、てゆうかまず彼女ができないし。こんな話題で「いやー結婚してないんですよー」って言うと、他の国ではリアリー⁉からの「結婚はすばらしいぜ!」とか、「女性にはガンガンアピールしていくのが一番!」的なアドバイスをしてくる明るい奴らが多いのですが、おっちゃんはニッコリ笑うだけでした。・・・おっちゃん、察する力もあるのか

他にはおっちゃんはインドネシア人にはめずらしくキリシタンな事や、日本はリッチで憧れてることなど色々話してくれました。やっぱ宗教観の話は雑談に出やすいので、日本の宗教観についても少し勉強しといた方が良いかもしれません。

 

↑おっちゃんが頼んでくれた魚のカレー煮込みのようなもの

料理もおいしく、大満足で会計して店を後にしました。・・・はい、メシ奢りました。またでちゃいました日本人のミエ。けどしょうがないんです。気前よく金払いたくなるの、アジア旅行あるある(たぶん)だからしょうがないんです。・・・けど今更ながら失礼だったかな・・・10歳以上若い奴が、日本に生まれたってだけで裕福な若い奴がメシ奢る感じ。まあその後でFacebook交換しようぜ!って言ってくれたから不快ではなかったのかな。

ショッピングモールで少し買い物してフェリー乗り場でおっちゃんとお別れ。最後におっちゃんはwe are friend!って言って去っていきました。なんかすごく良い。この別れ方

フェリー乗り場で帰りのチケット交換券を正式なチケットと交換してシンガポールに戻ります。フェリー乗り場にはフェリー出発時間の30分前に着いていれば余裕だと思います。また、フェリー乗り場のシムカード屋で、シンガポール用のシムに交換しといてもらうと、シンガポールに着いた後すぐネットが使えて便利だと思います。

以上で半日のインドネシア旅行は終わりです!実際は安いと評判のマッサージ店に行く予定でしたが、今回はガラン島へ行くことを選択しました。もっと軽めにインドネシアを楽しむならフェリー乗り場から直接中心街へ行き、散歩とマッサージを楽しんで帰るだけでも十分だと思います!ちなみにマッサージ店は平均より高めだけどめちゃくちゃ有名なMajesty Spaか、リーズナブルで質も良いと言われるスポーツマッサージがおすすめかと。